鉄太郎でも分かるBitcoin入門 これで分からなければ諦めてください

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先日、ビットコインの勉強会に参加してかなり理解が深まったのでまとめておきます。

bitcoinの話をする際に、その特徴を説明するためにどうしても技術的な要素が出てきます。

そうなると、拒絶反応を示す人が出てきて、そこで理解を放棄してしまう人がいます。

そうならないように、最初は技術の分部に触れないで、更に余計な事を省いて説明が完結出来るようにしておきます。

 

ビットコインとは何?

インターネット上で流通する仮想通貨(電子マネー)です。

誤解を恐れずに一番簡単に伝えると、「他国の通貨」だと思ってください。

つまり、USD、EURO、円と同じくBTC、という扱いになります。

 

現在、1BTC=48,917JPY(2014/11/13現在)

 

現在、日本国内では直接bitcoinで支払が出来る、という所は決して多くは無いが、ネット上ではしっかりと取引所が存在します。

北米を中心に、欧米諸国ではかなり広まってきていると言っていいでしょう。

それに加えて、最近では実物のATMなども出てきており、ATMではbitcoinが現金化、逆にbitcoinを購入する事も出来ます。

実際の取引をbitcoin建てで行う企業も増えてきています。

つまり、基本的には日本円と同様に使える通貨、として理解してくれれば大丈夫です。

現実のお金と何が違うの?

最大のポイントは分散化(decentralized)にあります。

現実のお金が流通するためには、「銀行」という存在が無ければやりとりが出来ません。

bitcoinにはこの集中型(centralized)の機能を持ちません。つまり、銀行、というものが存在しません。

これにより何が起こるか、というと従来であれば送金の際に発生していたコストがbitcoinからbitcoinであれば0になります。

(実際には0では無いですが、0にかなり近い金額になります。その手数料はこんがらがるので後述。)

 

そりゃそうです。手数料が必要な中央集権型の「銀行」という存在が不要なので、そこにかかる人件費その他もろもろがかからない訳です。

例えば、現実のお金をケニアの人に送金したい場合、自分→日本の銀行→ケニアの銀行→相手の人という経路を取らなければいけません。

bitcoinの場合、自分のPC→相手のPC、これだけで完了するわけです。圧倒的に手数料が省けるのが分かりますね。

 

また、銀行は大分保護される業界ではありますが、一応破たん・倒産の危険性があります。

bitcoinはその性質上、インターネットというものが無くならない限り、破綻しません。 ここも大きなメリットの一つかも知れません。

 

お金の概念を理解する

では、コンピューターネットワーク上の数字に過ぎないbitcoinがなぜ通貨として流通する事が可能なのか?

これはお金の概念を理解すると良く分かります。

お金の概念の根本は「信用」です。これだけ、なんです。おやおや?と思う人は竹中さんのこれを読んでください。

※余談ですけど、竹中さんって何で批判されるんだろうって不思議に思うくらい、これ以上無いくらい明快で分かりやすく合理的でもあります。

 

紙幣(日本銀行券)はただの紙切れな訳です。紙切れな訳ですが、我々が「価値がある」と思いこんでいるために、物品などとの売買が成立する訳です。

外国に行って外国のお金が何だか安っぽくおもちゃみたいに見えるのは、その紙幣に対して自分の信用が置けないからです。

実際には等しく上質の紙切れなんです。プラスチック製の所もあるけど。

 

実生活において現金で支払う場面もありますが、例えばクレジットカードだったり、銀行から振り込んだり、実は実際にお金を触るより、金融機関同士でのやりとりで完結する事が多いですよね。

現実には、実際にお金を運ぶとかいう事もありますが、電子データ上で、この銀行からいくら振り込んだらこの銀行にいくらの数字が移動する、というデータ上のやりとりでしかないんです。

 

なので、bitcoinに価値がある、と思った人たちが増えればbitcoinに価値が付与され、需要が増えれば価値が上がっていく訳です。

そりゃ、発明された当初は誰も価値を感じなかった事でしょう。

 

ただ、各国の技術者の懸命な努力によりネット上の論文から現実世界に生み出され、実際の流通が生まれてきています。

それによって、現在1BTC=約5万円で買う人間が実在する、という状況になりました。

2013年にはその価値が100倍まで高騰しました。

 

もう少し前であれば、胡散臭い、良く分からないというものだったと思いますが、大分実用的に現実的になってきたとも思われます。

実際の法定通貨と同様の捉え方をしても差支えない、とも言えるくらいです。

 

これが大雑把にまとめた仮想通貨の概念ですね。

技術的なお話

bitcoinの話をする際にどうしても避けては通れないのがこの部分です。

が、概念自体は実は上記の部分だけで完了です。それ以上は必要ありません。このセクションは読み飛ばしてもらって大丈夫です。

・ピア2ピア

・プルーフオブワーク

・ブロックチェーン

MtGOXという大手取引所が破たんしたので、問題になっていますが、自分のPCなどにちゃんと「鍵」を保管してあれば技術的には盗み出す事は不可能です。

取引所を使うと、その取引所のセキュリティーが問題になるため、そこが突かれてしまいます。自分でウォレットを管理するのが一番です。

 

また、ブロックチェーンというもので全ての取引が記録される仕組みなので、不正が出来ません。全世界の取引記録を見る事も出来ます。(匿名性は維持できる形で)

じゃあなんでMtGOXが?ってなるのでこの件はまた改めて書いてみたいと思います。

 

・マイニング

また、このマイニング、という概念がbitcoinを難解足らしめている要因だとも思います。

マイニングと言うのはその名の通り、bitcoinを掘る作業です。自らのPCにマイニングソフトを入れてネットワーク接続し、PCのマシンパワーを提供する。

すると、一定の時間をおいて、bitcoinが発掘されます。発掘した分は自分の取り分になります。

また、発掘される取り分というのは、前述の送金の際の手数料などからまかなわれる部分もあるので、必ずしも新規発掘とは限りません。

 

厳密にはマイニングではなく、大元の台帳に自分のマシンパワーを提供して、記帳出来た際の報酬、というのが正体です。

正確に理解したい人は以下を参照。

大石哲之のビットコインの仕組み入門(2)ビットコインの発行上限と、採掘量が減っていく仕組み

今後の課題とか

・後発の電子マネー

実際には発案者のSatoshi Nakamotoがbitcoinを一番保有している、と言われており、創始者が一番得をするのが現状です。

そうなると、新たな電子マネーを作って、という事で乱立状態になる可能性もあります。

実際に、bitcoinが計算機ならばこちらはiPhone、と言い切るEthereum(エセリウム)などと言ったものも生まれてきています。

詳しくはこちら。

 

ただ、乱立状態になったにせよ、結局メインストリームは一つに集約されていくので、新しいものが出たらそれに乗り換えるというスタンスになっていくものと思います。

もしくは携帯キャリアのように、何社かに収れんしていくものと思います。

 

・政府の対応について

はっきり言って、国も分かっていない事が多いのが仮想通貨です。

実際に既に法案の修正があったり、積極的に導入している国はありますが、日本は自民党が生暖かく見守っている段階です。

技術的に全世界中のどこかでインターネットが稼働していれば、稼働する仕組みなので、ロシアのようにどこかの国が禁止したとしても、インターネット上での流通は止まりません。

 

仮に、自国では法定通貨として認めない、という国が出てきたとしましょう。

そうしたとしても、経済危機に見舞われているアルゼンチンなどの国が自国の通貨を捨ててbitcoinを採用するかも知れません。

そうなると、自国では導入していないが、その国との為替取引において、自国通貨と相手方のbitcoinとやりとりをしなければならなくなります。

そういう世の中になる可能性があります。

 

・金融機関の懸念

結局仮想通貨が普及して困るのが銀行を代表とする金融機関です。お国と結託して全力で阻止しにくる可能性があります。

ただ、これは痛快な話で、銀行なんてお金を預かって、それを原資にお金を運用して金利を得る。

万が一、失敗して潰れそうになっても国から救ってもらえる、というノーリスクの殿様商売だった訳ですが、これが根底から覆される訳です。

 

また、政府に関しては課税、という事がしにくくなり、何らかの規制を作る可能性があります。

既存の法案に照らし合わせても前例が無いのだから、新たな法案が作られるものと思いますが、変な規制の方向には動かないで欲しいな、と思います。

 

頭が疲れてきて適当になってきたので、一旦公開します。

冷静になったら再構成するかも知れませんが、期待せずにお待ちください。

 

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