やっぱり就職する前の大学生くらいの時が勝負!時間を無駄にしない!

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彼らには可能性しか無い

先日、優秀な学生と話をする機会があり、もう話の内容のどれもが示唆に富んだ話だったので記録しておこうと思います。

もう何と言っても彼らにはやっぱり期待感とかワクワク感しか無い!若さは圧倒的な武器だな、と感じさせられた次第です。

 

彼は現在大学院生で、化学系の遺伝子治療などの研究を行っています。

まずびっくりしたのは携わっている研究で現在、特許申請中なのだそうだ!

しかしながら研究室での研究になるので、権利は大学側に帰属するようで、当然の事ながらそういう誓約書も書かされたらしい。

まあそれはそれでいいとして、やっぱり大学生が特許を申請するような場面に携わっているという高い可能性をもっと認識して欲しい。

自分たちからすれば当たり前の事であっても、そういう事が出来ない人からすればすごい能力であって、活かし方を工夫するべきだと感じました。

研究結果はオープンにすべし!

その特許の件で面白かったのが、大学の研究と言うのは猫も杓子も特許を申請し論文を書いては出すのだそうです。

確かに研究結果を真っ先に発表し、特許が認可されれば大きなお金になる事も多々あるでしょう。

それと、特許は地位と名誉のための出願合戦になっている側面もあるとのこと。

ただ、彼は特許で権利を守るのではなくて、その研究成果を公開して世界での研究に活かした方がいい、という考えを持っていた。

これはすごい考え方だと思いました!正にシェアの時代!

ソフトウエアでいう所のオープンソースの考え方ですよね。結局公開する事でより研究が促進され良くなっていく。

人間は既得権を守りたいから、特許なんてその最たる例ですけど、技術の発展には寄与しない。

論文も評価の高い論文は有料で無いと閲覧できず、結果質の悪い論文だけは無料なので結局そういうのを見る事しか出来ず、研究に活かせないのだそうだ。

Authorとしての権利は有してもらい、有益な情報はオープンにする。素晴らしい考え方ですね。

恐らく、そのように考えている人は世界中にいるのだろうけれど、既成概念、業界の通例・慣例をぶち壊せる人がいないのでしょう。

正に自らそれを実践していって欲しい!

それに実際に自分が論文を公開する際、印税やら権利収入を放棄して公開、という英断を出来るかどうかに真価が問われるところでもある。

ただ、今の時代、論文内容を公開してもそこからの収入を得る手段などはいくらで考えられると思いますけどね。

大学の四年間って必要だった?

もちろん彼自身は研究を熱心に行っていたので、充実した大学生活だったのだと思いますが、同じ研究室であっても無為にすごしている学生は多い、という事。

特に人文社会系なんかは何をやっているのか?本当に必要なのか?

個人的には研究系と医学部以外は大学はもう不要と考えている訳で、実際彼も同じような考えを持つに至ったであろうと思います。

で、大学4年間って必要か?要らなかったかも知れないが、やっぱり来てみないと分からなかった、という事だ。

本当にそれはそうだ。経験してみないと分からない事ではある。でもそうでない回り道をしないで生きていく人も必ずいる訳で。

それについてはこちら→何事も経験しないと分からない?んなこたぁ無いだろう。たばこと起業で考える。

 

大学は4年間、衣食住を確保してもらい、のんびりと勉強が出来る環境が与えられる。まあ大抵は勉強しない訳ですけど。

じゃあ、仮に衣食住を確保してもらい、大学に4年間の学費に当たる400-500万を援助、出資してもらい、何か自分のやりたい事に打ち込んだらどうだろうか?

大抵の人間は4年間もやれば大体の事は形に出来るはずなんです。

学生の時の400万って本当に大変な金額だと思うし、それが使えたら本当にいくらでも挑戦できると思う。

でも何をしたらいいか分からない、という人も多いと思うので次に。

 

将来何がしたいか?どうなりたいか?

結局の所、ここに行き着きます。良い企業に就職して高い所得を得る。これは本当の意味でやりたいことではないですよね。

研究する、留学する、司法試験を受ける。

じゃあその先に何をしたいのか?これを哲学的に追い求めたり、考えを強いたりももうしません。

単純に興味関心のあるところにのめり込むこと、これでいいんだと思います。

ゲームだっていい。本当に好きじゃ無ければいずれ飽きるから。

それに本当にゲームが好きならゲームで稼ぐ手段を考えればいいんです。

 

彼と話していて、色々なビジネスアイデアに関しては興味は持っていたものの、自分では踏み出せない、という感じだった。

しかしながら、1点だけ 良く分かった事があります。

研究が好き!なんだそうだ。

もう、これだけでいいじゃないか、素晴らしいと思と思います。恐らく研究に関しては寝食も忘れて打ち込めるのだろう。

じゃあこの本当にやりたいこの研究を、ある程度自由に、徹底的に行うにはどうしたらいいのか?ここに頭を使えばいい。

じゃあその好きな事でどうやってお金を生み出すか?

今大学と企業との研究で多いのは、企業側が○○の研究について、資金を出して、研究員を募集する、という形が多いらしい。

当然企業としては新製品開発などの研究に資金を使うのでこれが一般的だろう。

 

じゃあ学生が逆にこの分野の研究をしたいので資金を出してもらえないか?と企業へ逆にアプローチする事は出来ないだろうか。

特許申請に携われるくらいの能力があるなら何かのテーマを掲げてそれに取り組む事は出来るはずだ。

学生が企業の研究施設を借りて、資金を出してもらって研究する。

もしかしたらこういう 形って既にあるのかも知れないけど、新しい形のように思います。

 

また、自分の研究結果をどんどんオープンにして、自由にアクセス出来るようにしてそこから広告収入を稼いだっていい。

自分の好きな化学系ブログ何かを書いても面白いかも知れない。大学の研究の現場が中高生たちの指針になるかも知れない。

実験動画をアップする、Youtuberにだってなれるかも知れない。お小遣い程度だって入ってきたら違うだろう。

 

彼は一旦就職を決めてしまったので、リミットは約半年だけど、この半年修士論文だけしっかりと書いてその他の時間を上記のことにつぎ込んだってマイナスは無いだろう。

常識に縛られないで行動すればきっと何かの形が生まれてくると思います。

大変楽しみにしてます!

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