「学ぶ」ということ。集中力が続かないのはどうしたらいい?ー社会人編ー

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これは予備校時代からも実に多く質問を受けた事です。それは・・・

「集中力が続かないからどうしたらいいか?」

ふむ。一見非常に切実な問題のように思える。実際、社会人になってからもこうした声は良く聞きます。

 

で、これに関しては学生時代と社会に出てからの学びには大きな違いがある。この二つは明確に分けておかなければならないと思います。

この二つの違いは強要されて必要とされるものを学ばされる学習と自分が求めるものを学ぶ学習だ。厳密に言えば義務教育は中学までだから、やらされる勉強は中学までで終わりだけど、日本の現行の社会構造を考えると、一応大学までをやらされる勉強と区切る事にしましょうか。いや、流石に高校までかな。大学はちょっと違うか。まあ、そこの議論は今回はおいておいて。

まずは社会人の集中出来ない、という意見に対して考えてみる。

ズバリ!集中出来ないものならやらなければいい!ダメか、これじゃ・・・

 

いや、社会人になると前述のように自ら求めた学習しかしなくていい訳だが、大抵の場合、その求めている学習と言うのは目的が「資格取得」になっている事が多いと思う。

ここでも資格取得に対する努力を否定している訳ではありません。ただ、考えてみてほしい事がある訳です。

じゃあその資格取得の先に待っているものは何だろうか?もしくは就職活動が有利に?会社での手当てが増える?

基本的には労使関係で言う、「使」側で活用するための発想に行き着いてしまうのではないでしょうか。

 

いや、そんな事はない!自己研鑽のために!または会社で昇進するために各種資格が必要なんだ!

ふむ。そうかも知れない。よしTOEIC900点以上だ!課長だ、部長だ、専務だ、社長だ!やった社長!

あれ?社長って資格いるか?経営者って資格いるかな・・・

 

また、すぐに学校に通いたがってしまう傾向もあるのではないでしょうか?これももやめた方がいい。

良くプログラミングが分からないからプログラミングの学校に行く!→辞めた方がいい。英会話が出来ないから英会話スクールに通う。→やめた方がいい。そのお金で海外に1か月でも逝け、と。

ちなみに、最初にプログラミングを学ぶ際にはオブジェクト指向なんていらないからです。(ちょっと技術寄りですいません。)

まずは自分でプログラムを動くように設定して、「Hello world」が出ればそれでいい。そこからどんどん実践して自分に必要なものを学び取っていけばいいんです。

 

何で学校に行く発想になってしまうのか?学校で全範囲を学ぶ必要があると刷り込まれているから。実生活では本当に必要な事だけをショートカットで身につけていった方が成長は速いですよね。

その土台となる基礎知識を学ぶのが、知識量を増やしておくのが学校だ!ということもあるのかも知れません。

 

ただ、最終的に必要な事は概念理解。でも概念理解は結構難しい。それこそ枝葉の部分を理解しないと理解できなかったりする。恐らくこの枝葉をすっ飛ばして理解出来る人が天才と呼ばれる人かも知れません。

だからまず枝葉に着手してやっていけばいい。

そこで知りたい情報を、ネットなり本なりで調べてやっていけばいい。オブジェクト指向を学ぶ必要が出てきたタイミングで学べばいい。

そう、必要なものをその都度必要なタイミングで吸収していけばいい!全部を知るという事はあった方がいいが、必要は無い。十分条件であり、必要条件では無いということ。

 

そして必要な事はとにかくそれにのめり込むこと!とにかく寝食を忘れて打ち込むよ!そのようなものを見つける事!その時に発揮しているのが真の集中力、であると思う。

 

こんな人がいます。

「学歴なし」「就職歴なし」。こんな経歴を申請書類に記入しながら、経済産業省や東京都の開発資金を受け取っている男がいる。 by 日経新聞

NejiLawというゆるまないねじを開発している、小学校中退の道脇社長だ。(苗字が人生にマッチしていると思うのは自分だけでしょうか・・・余談)

この人は体系的に学んだんでしょうか?違いますよね。自分の頭で色々と考えて、自分の没頭できるものを見つけたんですよね。

 

集中力という事に関して、「物事に集中する」能力を身に付ける事が先なのか?やりたい事が見つかってのめり込んでいたら勝手に集中していた、集中力が増した!が先なのか?

正直これは鶏が先か卵が先か、分からない所でもあります。

 

ただ、個人的には思うんです。集中力の無い人間なんていない、と。

誰しも何かに熱中して気づいたらすごい時間になっていた!という経験はあると思うんです。

集中する能力は誰しもに存在している!と思うんです。

 

だけど、自分の興味が無い資格取得の勉強、だから集中力が続かない。苦行のような勉強を続けなければいけない。こういう時にはその能力は発揮されにくい。

自分は簿記が大好きで仕方がない!英単語覚えるのはマニア!データベースの勉強最高!自ずと集中しますよね。

ちなみに甥っ子は世界三大宗教をキリスト教、イスラム教、イム教(いむきょう)と答えてしまうような、俗に言う頭が悪い子です。

ただ、彼は小さい頃に日本の都道府県をその形だけで全て覚えているんです。それってすごいですよね。

その他の事に関しては何をしても長続きせず、いわゆる集中力が無い、というレッテルを貼られている訳ですが、上記のように自分が興味を持って取り組む事には大きな成果が出せる。

きっと当時、覚えている時は楽しかったんでしょうね。

 

だから、のめり込める何か!をちゃんと考えてみた方がいい。何にも役に立たない、完全に趣味の領域でもいいんではないでしょうか?きっと集中力がある事が実感できるはずです。

社会人だって、自分の望む望まざるとは別に会社からの指示で勉強しなければいけない時がある、というような事もあると思います。その辺は後述。

学びたいこと何て無い!とにかく何もしたくない!という事であれば食べるのもやめてしまえば、それはそれで近いうちに・・・

 

さて、自由選択が出来る社会人はそれで良しとしよう。

では、大学受験に挑む高校生はどうしようか?

ちょっと長くなってきたので、新しい記事にしようと思います。

続きはこちら

「学ぶ」ということ。集中力が続かないのはどうしたらいい?ー学生編ー

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